怒られてすぐに傷つく若者がいけないの?

タイトルには若者とつけたけど、怒られてすぐに傷つく自分がいけないの?と言いたいところです。

 

褒めて伸びるタイプと、怒られて反省して良くなるタイプがある。って本当ですか。

 

ただ良いところを羅列するだけじゃ天狗になって悪いところに気付かないだろうし、

逆にただ悪いところを指摘するだけではやる気なくなっていくと思う。

 

最近の若い人はちょっと怒っただけですぐ辞めちゃうからとかたまに聞きます。

でも、それってその「若い人」のせいなの?

怒ってるだけで、その人のいいところを何にも言ってあげてなかったら、やる気なんかなくなるさ。

指導する側からしたら、悪いところの方が目に付きやすいのかもしれないけど、だからって悪いところだけを指摘していたら、その人は自分は無能なんだと思うかも。

もしくは、この人は自分のことを何にも認めてくれていないんだと思うかも。特に、実はちゃんと努力している人ならなおさら。自分のことをどこも見てくれていないんだ、と。

自分が指導される側に置かれると、自分が怒られる側に置かれると、そんなことに気がついてくる。

怒られるだけ、悪いところを指摘されるだけじゃ、なんのやる気もでないな、と。しかも誰も自分の努力なんて気にしてないんだ、とも思えてくる。

 

自分が指導する側になるときは、どうしても相手の悪いところが見えてきやすい。だって自分はそれがもともと得意で教える立場になっているわけだから、どうしたって相手の方が力は劣っているのだから。

でも、悪いところに隠れてなかなか見えない良いところをちゃんと探して言ってあげなきゃいけないんだと思う。そうじゃないと、自分がそうであるように、どんどんやる気なくなっていくし。

 

一方的に怒ることしかできない指導者は、自分が指導されていたときのことを忘れているのかな。それとも、自分が一方的に怒られているから、ほかの人にも同じことをしてストレスを発散したかったりして。

 

反面教師。